人って、あの時ああすれば…あの時こっちを選んでいたら…とタラレバ人間になりがちだ。もう過ぎ去ったことはどうすることもできないのに、どうしてこんなに考えてしまうのだろう?昔のできごとに頭を使うくらいなら、今すべきことに頭を働かせるべきなのに。「こうしていればもっとキレイにスムーズにいったのに…」とか永遠に考え続けてしまう。
過去に執着するのは、「今」がうまくいっていないからだと思う。例えば、大学を中退し、就職した会社でも散々な目に遭ったりすると、中退したことを激しく後悔するかもしれない。好きな人にフラれ、その後いい人とも巡り会えなければ、元カレに執着して復縁を望むかもしれない。
大学を中退しても、就職した会社で成功できれば、中退したことを後悔することはない。好きな人にフラれて毎晩のように悲しんでいても、元カレよりタイプの人が現れたら、その人に夢中になって元恋人のことなんて頭から吹き飛ぶだろう。
人は今さえよければいい、案外単純な生き物かもしれない。今こうして過去に思いを巡らせていても、現状が好転してきたら「今」しか見えなくなるのだろう。だから、今は過去に囚われていてもいい。どうせがんばっても思考が消えることはない。今楽しいことに夢中になっていればいいのだ。キレイな生き方なんてそうそうできないんだし。


